にいがたキッズプロジェクト
~新潟市内などの保育園、小学校、自治会他で12回実施
【全体概要・目標など】
にいがたキッズプロジェクトは今年で11年。新潟県内に生まれ育つ子どもたちに夢と感動そして生きる力を提供することを目的に2002年にスタートしました。「新潟県内の子どもたちとの対話」「新潟県内の子どもたちの個性の尊重」「新潟県内の子どもたちの健全育成への支援」「新潟県内の子どもたちの未来への貢献」の4つを活動姿勢に、様々な活動を実施してまいりました。
このにいがたキッズプロジェクトでは通年事業としてBSNアナウンサーによる朗読キャラバン・絵本の読み聞かせを行っております。この絵本読み聞かせはキッズプロジェクトのスタートの年から最も長く活動をし、親しまれている事業です。
11年目には読み聞かせを希望される団体に募集をかけました。
今年度は、幼稚園、保育園だけではなく、小学校の授業や、自治体のお楽しみ会、育児サークルなどにも伺う事とし、読み聞かせの幅を広げました。
特に小学校での授業での取り組みは、地域の企業として、話す事、聞かせる事のプロであるアナウンサーという職業を通し、子ども達に身に着けさせたい力をつける授業を行う等、意義のある取組をしたと考えています。
【参加者の感想】
■ わたしは読む時に、かぎかっこのところがちょっとはやくなっていたから、読むコツのはやさが分かってよかったです。ニュースを見て、つたえるのがうまくて、すごいなと思いました。また会えたらいろんなことを教えてください。(2年女子)
■ たいへんおもしろく、とても興味深く聞かせていただきました。また、子どもたちからの沢山の質問にも真摯にお応えくださり、その姿に子どもたちは心を打たれていたと感じました。お答えの中で、これまでにご自身が夢に向かって努力を重ねてこられたことや仕事に対しての責任感など、大人としての心構えを伺うことができました。これから大人になる子どもたちには、とても貴重な体験だったと思います。(6年担任教諭)
■ 昨日はアナウンサー読み聞かせに遠くまでお越しいただき、ありがとうございました。子供だけではなく、我々大人も大変楽しい時間を過ごす事ができました。また機会がありましたら是非、よろしくお願い致します。(松浜新町自治会)
【担当者の感想】
読み聞かせで伺った先々で、「申込んで本当に来てれるとは思わなかった」「アナウンサーさんと触れ合えて子どもだけではなく先生方も喜んでいる」といった声が聞けました。
普段日常生活の中では親しみのあるテレビやラジオですが、実際に読み聞かせ要請をするのにはかなり迷いがあったようです。直にお会いする事で、コミュニケーションも生まれて、読み聞かせを行った後の天気予報などの番組でアナウンサーを見て、家庭で当日の読み聞かせの話で、盛り上がったりしたそうです。テレビを囲んでの家族の話題のひとつになれた事を嬉しく思っています。