RNC子ども未来プロジェクト
高松市内の小学校で6回実施
【全体概要・目標など】
子ども達の言葉の力とコミュニケーション能力を育てたい。
本から学ぶことや得ることは多く、読書は子供たちの豊かな心を育てる。幼少期に、楽しい読み聞かせを行い、本が好きな気持ちを芽生えさせることで、将来も自発的に読書を楽しめる人になってもらいたい。
さらに読み聞かせだけではなく、発声方法や言葉の使い方、滑舌など「日本語」を楽しみながら伝え、言葉のコミュニケーションの重要性を理解してもらう。子供たちの抱える問題は多くなる一方の中、子供たちの健やかな成長と未来を願い行う。
今年度は、高松市が生んだ文豪「菊池寛」に親しんでもらうため高松市教育委員会が行っている「寛学」を側面から応援しようと「菊池寛児童文学」の読み聞かせを行う。
【児童の感想】
今回の読み聞かせ事業は大変好評で、学校側からもかなりの協力を頂きました。学校側も「寛学」の授業をどのように行ったらよいか試行錯誤している時期でタイミング的にはちょうどよかったようです。児童からは、
■ 音読の参考になった。
■ 映像が浮かぶように伝わった。
■ 大きな声で発生すると気持ちよかった。
■ 伝える側が語りかけることが大切だと感じた。
■ 滑舌を良くするための発声練習が大変ためになった。
といった意見が多く聞かれました。
【担当者の感想】
児童の理解力は、私たちが事前に想像していたものよりはるかに高く、高学年ともなれば大人にはない柔軟な研ぎ澄まされた感受性、吸収力の高さを実感して驚くばかりでした。早口言葉の練習では、子どもたちが生き生きと挑戦し、「声を出すことの気持ちよさ」を感じるとともに「チャレンジすることの楽しさ」が体感できたのではないかと思います。ニュースの原稿読みを直接見るのは新鮮だったようで、実際のニュース原稿を見て歓声が上がっていました。
今回のように子どもたちと直接触れ合うことは普段なかなか出来ないので、普段向かっているカメラやマイクの向こう側には、こうした子どもたちやたくさんの人たちが見てくれていたり聴いてくれていたりすることを実感できるいい機会となりました。キャリア教育や卒業式の呼びかけ指導も依頼したいとの声もありました。