南海放送アナウンサーによる読み聞かせ会~松山市内の小学校、盲学校で2回実施
【全体概要・目標など】
夏目漱石が松山の愛媛県高等師範学校で教鞭をとった体験を下敷きに書いた小説「坊っちゃん」。その原作をもとに菅野清士がラジオ放送用に脚色した、”ラジオ小説 坊っちゃん”の台本を読み聞かせます。
昭和38年「中四国リレー劇場」で放送した当時の台本が残っており、今回はその台本を使っての読み聞かせです。小説のひとつの象徴でもある、松山市沖の離島の小学校を訪ねる予定です
【参加者の感想】興居島小学校・松山盲学校から
■ 手振り身振りでのお話に、ついつい引き込まれてしまいました。
■ アナウンサーは、ニュースをいるイメージしかありませんでしたが、朗読がとても上手で感情もこもっていて、素晴らしかったです。
■ 「子ども未来プロジェクト」で、自分たちの学校にきてもらって本当に良かったです。ありがとうございました。
■ 登場人物がどんな性格なのかなど、まるでタイムスリップしたような気分になりました。またひとつ、本に対する興味も深まりました。また来年もきてください。
【担当者の感想】
まずは、「読み聞かせ」の授業を引き受けてくださった、興居島小学校・松山盲学校の関係者の皆さんはじめ、今回ご協力いただいた方々へ、あらためて感謝いたします。
私たちの訪問を楽しみにしてくださっていたことが、学校に伺った瞬間に感じられ、朗読にも思わず「力」が入りました。熱心な子どもたちの様子、また盲学校の生徒さんが一心に耳を傾けてくれている姿には、感動さえ覚えました。
アナウンサーの迫真の演技・コミカルな表現・そしてチームワークと、わたしたち自身にとっても、意義のある経験となりました。
本番後には、生徒たちと交流の時間を取ることもでき、放送現場への興味・アピールもできたのではないかと思います。