日本海テレビジョン放送(令和元年度)

 

日本海テレビジョン放送(令和元年度)
【活動名】日本海テレビ未来アクション『出張!アナウンサー読み聞かせ』
【実施期間】2019年7月~2020年2月
【実施回数】12回

<事業実施の成果・課題>
 これまでに実施した学校・保育園をはじめ、今年度も多くの応募をいただき、募集CMを1か月で打ち切るほどの人気ぶりでした。学童クラブからの申し込みも多数あり、夏休みや冬休み中のイベントとしても活用いただきました。
 また今年度も引き続きテレビ局らしい内容として、アナウンサーによる「音読講座」を実施しています。声の大小・速さなど、小学校の音読にも役立つよう、読み方のアドバイスを行っています。初めて学ぶ子どもたちも多いようで、練習の際には積極的に参加してくれていました。
 0歳から小学校6年生までの幅広い年齢層の中で、アナウンサー自身も年齢に合わせて「伝える」ということを学ぶ大変良い機会となっています。今後も積極的に継続していきたいと考えています。

<担当者の感想>
【定常菜都子アナウンサー】
 もはやライフワークとなっている読み聞かせ。(1児の母です)小学生はもちろん、最近は0歳児へ向けて行うことも多くなってきました。特に未就学児へは、導入や飽きさせない工夫が難しく、読み方をゆっくりにしたり、目線をなるべく合わせたり、時には歌も歌って…と試行錯誤。AIではできない、現役のアナウンサーだからこその温度で、情熱をもって伝えています。
【小林沙貴アナウンサー】
 まず選書の段階で悩ましく、自分が勝手に「この年代には難しいのでは……」と思ったものでも、取り組んでみると子どもたちが真剣に耳を傾けてくれることもありました。
 内容、音、語り口、ジェスチャー……何が子どもたちを引き付けるのかは、それぞれの場や子どもたちによって違うので、あらゆる引き出しを身につけたいです。子どもに対するプロフェッショナルである先生や保育士の方々とは違う体験を、どうすれば届けられるのか。研究を重ねていきます。

<教諭・保育士・子どもたち・参加者の感想>
【教諭】
・大変参考になりました。子どもたちへの絵本読み聞かせの際に活かしていきたいと思います。
・子どもたちがより一層、読書・音読に興味を持ってくれたのではないかと思います。
【子どもたち】
・読み方で印象がすごく変わるんだなと思いました。
・アナウンサーという仕事に興味を持ちました。