【活動名】読み聞かせ事業
【《会場・オンラインでの》実施期間】令和3年4月~令和4年2月
【《会場・オンラインでの》実施回数】オンライン1回
【ネット配信期間】令和2年4月~(終了時期は未定)
【ネット配信作品数】7本
【デジタル絵本配信期間】令和3年9月~令和6年8月(予定)
【デジタル絵本配信作品数】1本
<事業実施の成果・課題>
🔶高校生へのアナウンスメント指導 🔶
去年に引き続きリモートでの開催でした。今年は学校側もカメラなどの機材に慣れ、指導はスムーズに進行しました。また、去年は事前に生徒側から朗読の動画や質問項目をもらい当日アナウンサーがアドバイスを行うという流れでしたが、今年は動画や質問項目に対し一度野路アナウンサーからメールでのアドバイスがあり、それを踏まえて生徒たちが練習をする時間を設けた後に当日指導をしました。
当日は、生徒が一人ずつカメラの前に出てきてもらう個別指導の形でした。再度野路アナウンサーが質問に対するアドバイスをし、その場で文章を読んでもらって直接指導をしました。指導内容としては、作家の意図や文章の構造を理解した上で、どこで切るのか、どこまで続けて読むのかを考えることや、相手が子供の場合と大人の場合では修飾語の読み方が変わってくることなど、細部にまでアドバイスが及びました。アクセントや発音のテクニックにとどまらない、読み手としてより良い表現方法を模索するための工夫や練習法の指導ができました。
今後も対面での開催は不透明な状況が続きますが、リモートでも十分指導ができるという手ごたえを感じています。また、一昨年までの対面指導では高校側に来社していただいていたので、このようなリモートでの開催は「交通費がかからない」というメリットもありました。
◆デジタル絵本制作への参加◆
デジタル絵本はパソコンやスマートフォンで見ることができる動画の電子絵本で、ナレーションも入っているため字の読めない幼児から楽しむことができます。今回牧野アナウンサーがナレーションを担当した作品は、効果音や音楽、オランウータンの生活音なども入り、小さな子供でも興味を持って見ることができる内容でした。また、動物園では読み聞かせ用としてHPにも動画を公開していて、多くの子供たちに見てもらっていると考えると、弊社にとって読み聞かせの仕方としては新しい取り組みでした。
<事業担当者およびアナウンサー(講師・読み手)の感想>
🔶高校生へのアナウンスメント指導 🔶
<野路毅彦アナウンサー>
「今回事前に朗読の音声データを送ってもらい、良いところと改善点を指摘して再び練習してもらう期間を設けることができました。その上で、リモート指導をしましたが、指摘を克服するような練習をしてきてくれていて上達度の高い講習会になりました。」
◆デジタル絵本制作への参加◆
<牧野克彦アナウンサー>
「地球の未来を担う子供たちに伝わりますようにと思いを込めて、オランウータンの気持ちを想像しながら読みました。私自身も多くの事を学ばせて頂きました。ありがとうございました。」
<教諭・保育士・子どもたち・視聴者などの感想>
🔶高校生へのアナウンスメント指導 🔶
<河野聡 担当教諭からのご感想>
「個々に沿って良い点と改善点をアドバイスしてくださり、今後の具体的なビジョンが各々見えてきたと思います。リモートの後に何人か感想を聞いたところ、改善されていると褒められて更に成長していきたいという気持ちが出てきた。ということを言っている部員がいました。」