身近な話題を中継で伝える
高知県須崎市の多ノ郷小学校で、6回目となるメディアリテラシー授業を行いました。多ノ郷小学校は全児童数374名。授業は6年生の65名を対象に実施しました。これまで「ニュースをつくろう」「学校のCMをつくろう」というテーマで授業を行っていたので、今回は暮らしている町の話題を紹介する番組づくりに挑戦してもらいました。
A班「ご当地グルメ鍋焼きラーメンの秘密」、B班「多ノ郷小学校”百段階段”とは?」、C班「町の人に聞く!人気の鍋焼きラーメン」、D班「ご当地キャラ”しんじょう君”とは?」、各班が決めたテーマです。
3~4回授業で取材にあたりましたが、「子どもたちの呑み込みの良さと行動力には驚いた」とは同行したディレクターの言葉です。(編集は局が担当)
11月28日(金)夕方ワイドeye+(プラス)の中継で6年生を紹介した後、約10分のVTRを放送し、最後に特別中継班(子どもアナウンサー・ディレクター・カメラマン)が「多くの人が関わって番組が出来ている。テレビの見方が変わった」としめくくりました。
発表会には、平日にも関わらず約30名の保護者が参加、「よく調べて伝えていた。この経験を将来に生かしてほしい」などの意見がありました。出会った時の子どもたちは、大人しくすこし心配ではありましたが、発表する姿は堂々としていて頼もしく見えました。