小学校メディアリテラシー事業は、「未来を担う子どもたちの育成事業」として、平成21年度(2009年度)からスタートしました。3年目の平成23年度(2011年度)からは、小学校授業支援事業として、文部科学省後援の事業となっています。
パソコンやスマートフォンなどを使って個人での情報発信が容易になった今、子どもたちの周りには玉石混交の情報があふれています。
各担当局が様々な工夫をして授業のカリキュラムに組み込むことで、子どもたちにメディアリテラシーをより理解してもらい、その経験が、テレビなどのマスメディアだけでなく、ネットにあふれている文字情報やSNS、動画サイトの映像情報などの本質を理解し、選別できる能力を身に着けていく一助になればと、私たちは考えています。
平成23年度(2011年度)より,「子ども未来プロジェクト」の一事業として、加盟放送局の協力を
得て、「読み聞かせ事業」を実施しております。この取り組みは文部科学省後援事業となっています。
放送局の持っているリソースとして、アナウンサーを中心とした「子どもたちへの本や絵本の読み聞かせ」を地域で実施している局が多く、放送局らしいアプローチであることから、民教協の事業として継続されています。
「読み聞かせ事業」では、それぞれの地域の特性を鑑み、各担当局が企画を練り、さまざまな工夫をしています。子どもたちに楽しさや感動を与えるとともに、感じること、考えることを学んでもらう機会ができましたが、担当局のスタッフも、日頃は直接接することのない子どもたちから素直な反応を得ることで、日常の仕事を振り返るチャンスにもなっています。
今後も、放送事業者としての特性を生かし、多くの地域で継続的に活動していきたいと考えています。