#50 鱧おこし!町おこし! 鹿児島・志布志の絶品ハモ丼ぶり

2014年6月1日(日)(テレビ朝日 放送) 南日本放送制作  協力 文部科学省

shokukikou50-3.jpg鹿児島県志布志市で、昔から水あげされている「ハモ」今このハモを使った町おこしが活発に行われています。

関西では高級食材として重宝されているハモ。

志布志でも地元で多く消費すべきと機運が高まり、飲食店を中心に普及活動が始まりました。

shokukikou50-1.jpg先ずは県内一のご当地グルメ大会のグランプリを目標にし、市の職員や商工会、漁協などでプロジェクトチーム「黒潮隊」を結成します。

黒潮隊は美味しいハモ料理をつくるため50回以上の試食会を繰り返しました。本場京都にも足を運び、ハモ料理の最高峰の味も学びます。

そして紆余曲折を経てようやく完成したご当地グルメはハモ丼ぶりでした。

shokukikou50-2.jpg番組では、ハモプロジェクト立ち上げた人々の半年間に密着し、グルメ大会に挑む姿やハモが町の食文化となり、広がっていく様子を伝えます。

編集後記

ディレクター:成田 広樹(南日本放送)

「鹿児島の食べ物といえば」と聞かれ、「鱧」と答える県民はまずいません。それどころか県内で獲れていることを知る人も、ほとんどいないでしょう。県では知名度の低いこの食材で、王道を行く黒豚や黒毛和牛に立ち向かいグルメグランプリに挑んだのが今回の主人公、田浦天志さんです。鹿児島の食を伝える番組で、鱧をテーマにするのはどうなのか悩みもありました。しかし中途半端な私の意識を変えてくれたのは、今回紹介する丼ぶりの味でした。天ぷらなのにさっぱりとした食感の鱧。腹いっぱい食べても胃もたれせず、更に出汁をかけて食べると、鱧の旨みが増しご飯が進む。そして何よりも志布志の人たちの熱い思いが凝縮されている。途中、疑うこともありましたが、結果的には取材させていただけてよかったと思っています。

番組情報

shokukikou_toiawase50-5.jpg◆定食屋 丼や和華
【住 所】鹿児島県志布志市志布志町志布志2-1-14
【電 話】099-472-2607

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