#45 とんこつがあるけん博多たい!~人情と心意気の一杯~

2014年4月27日(日)(テレビ朝日 放送) RKB毎日放送制作  協力 文部科学省

shokukikou45-4.jpg早くて、安くて、うまい!
博多っ子のソールフードとんこつラーメン。
博多を代表する食文化といえます。

九州以外の出身者が食べると、耐えがたい獣臭がするともいわれますが、この匂いと深みのあるスープこそがとんこつラーメンの醍醐味なのです。

一言でとんこつラーメンといっても店ごとにその味や作り方は違い、それぞれにこだわりがあります。

shokukikou45-5.jpgスープ、麺を極めたラーメン職人たちが作る渾身の一杯。

とんこつラーメン発祥の地は、福岡県久留米市といわれています。
失敗から生まれた白濁スープが、博多ラーメンへと姿を変え、子どもからお年寄りまでみんなに愛される食べ物となっていくのです。

ご当地ラーメンブームで火がつき、今や観光客にも人気のラーメンになりました。

shokukikou45-2.jpg若きラーメン職人、梅本二郎さん(32)。

子どものころ父親と食べたラーメンの味が忘れられず、脱サラして、ラーメン屋になることを決意しました。一杯のラーメンが人生を変えたのです。
たった5年で8店舗を展開、地元で開催されたラーメン人気投票で、第1位を獲得するなど、急成長中です。

若きラーメン職人の新たな挑戦とは・・・
守り受け継がれながらも日々、進化しているとんこつラーメン、ラーメン職人たちの熱い思いと心意気を通して、とんこつラーメンの歴史、そして、魅力に迫ります。

編集後記

ディレクター:井上 八月(RKB毎日放送)

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番組を観終わった後に、博多に行ってとんこつラーメンが食べたくなった!と思っていただけたら幸いです。
私自身も20代のころはよく、しめのラーメンに行ったものですが、年とともに正直言って、遠ざかっていました。今回、あらためてとんこつラーメンを取材して、新しい発見がありました。伝統を守りながらも、とんこつラーメンは日々進化を続けていたのです。
スープや麺を極めたラーメン職人たちの心意気、博多に根付いた食文化、とんこつラーメンへの誇りが伝わってきました。博多っ子は、せっかちだけど、人情味があり、熱い!まさに、とんこつラーメンのような性格なのかもしれません。
朝から、こってり濃い番組になりすぎないかと心配もしましたが、その奥にある、博多のおもてなしと優しさの心が伝わればと思います。
九州以外の出身者には、とんこつラーメンに抵抗がある方も多いと思いますが時代とともに女性にも優しい、臭くないとんこつラーメンも増えてきています。
この取材で、いろんな店のとんこつラーメンを食べ比べすることが出来ました。くせになって編集していてもラーメンが食べたくなるほどです。

番組情報

◆博多だるま
【住 所】福岡市中央区渡辺通1-8-26
【電 話】092-761-1958

◆博多一幸舎 博多本店
【住 所】福岡市博多区博多駅前3-23-12
【電 話】092-432-1190

◆らーめん二男坊 博多本店
【住 所】福岡市博多区博多駅前2-16-4
【電 話】092-473-5558

◆南京千両 屋台
【住 所】福岡県久留米市東町36
【電 話】0942-37-7279

◆丸幸ラーメンセンター
【住 所】佐賀県三養基郡基山町大字小倉1642
【電 話】0942-92-2855

◆長浜ナンバーワン 長浜店
【住 所】福岡市中央区長浜2-5-19

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