#410 木を編む~島根発!若き組子職人たち~

2024年11月23日(土) 05:20~05:50 (テレビ朝日 放送) 日本海テレビ制作 協力/文部科学省 総務省 中小機構 JAグループ

2024年夏、東京から島根県浜田市へIターンした、上野藍さん(26)。組子職人を志し、吉原木工所の門をたたきました。

会社があるのは島根県浜田市に広がる「室谷(むろだに)の棚田」。日本の棚田百選に認定されています。飛鳥時代から続くとされる日本の伝統技法、組子細工。釘や金具は一切使わず、木材のみで様々な紋様を作り出します。大手家具メーカーが主流になるなか、2代目の吉原敬司社長が建具の花形、組子細工の修行を経て、会社に技術を持ち帰ります。2013年「リビング障子」を発表。伝統的な組子細工をモダンな家具へと昇華させたことで、一躍脚光を浴びます。多くの職人たちを新たに迎え、事業を拡大。今では7人いる職人のうち5人が20代です。

そこに加わったのが、上野さん。まじめな性格の一方で、チャレンジを恐れない一面も。大学卒業後は、外国人に日本の伝統・文化をPRする仕事をしていました。そのなかで出会った吉原木工所の組子に一目ぼれ!転職を決意します。

指導係は上野さんと同じ年の清水智加さん。職人歴6年目、一児の母。ストレートではっきりした口調で指導する様は、面倒見のよい師匠のよう。

中原空芽(くうが)さん(24)は会社のエース。要領がよく起用に仕事をこなします。社長や先輩職人からも一目置かれている制作主任。そんな会社に舞い込んだ、大きなプロジェクト。納期が迫るなか、中原さんが中心となり、新人の上野さんや清水さんも作業に集中。細部までこだわりが詰まった美しい作品を、編み上げていきます…。

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