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『まだ100点だと思っていないんで、もっともっと上を目指していきたい…』
若き漁師は、誰が食べても一番だと言ってもらえるカキをつくるため、謙虚に闘志を燃やしています。
宮城県気仙沼市の離島・大島で、代々続くカキ漁師の家で育った小松涼太さん(24)。小さいころから父・博文さんの船に乗り『間違いなくこの仕事をやりたいと思っていた』と迷いなく漁師の道へ。親子二人三脚で挑むのは、幻のカキとも呼ばれる“日干しガキ”の養殖。かつて気仙沼市地域で盛んに行われていたその方法は、手間や時間がかかることから廃れていき、残すところ涼太さんの家だけに。しかし、その味は折り紙付き!地元の旅館や飲食店に涼太さん自ら持ち込んだ日干しガキは、その大きさや身の締まり、ミルキーなうま味で、お客さんたちから大絶賛。全国に日干しガキを広めようと日々奮闘する親子の姿を描きます。
海の仕事の息抜きは、共通の趣味でもあるロックンロール。ドラムとギターが奏でるセッションの腕前は…? 音楽が親子の心をつないでくれます。
そしてもう一つ、涼太さんを支えるのは、去年結婚したばかりの妻・ゆりかさん。『涼太さんは先生』と話すゆりかさんは船舶免許を取得し、涼太さんのそばでともに作業に励みます。二人が出会ったバレーボールチームの練習では、海の上とは違った穏やかな雰囲気も。
いつか父に追いつき、追い越し、誰もが認めるカキ漁師になることが涼太さんの目標。きょうも涼太さんは、気仙沼で船を走らせます。
編集後記
ディレクター:井上千晴(東北放送)
『まだ100点だと思っていないんで、もっともっと上を目指していきたい――』
若き漁師は、誰が食べても一番だと言ってもらえるカキをつくるため、ひたむきに船を走らせます。
宮城県気仙沼市の離島、大島で、代々続くカキ漁師の家で育った小松涼太さん、24歳。小さいころから父・博文さんの船に乗り、『間違いなくこの仕事をやりたいと思っていた』と漁師の道に進みました。親子二人三脚で挑むのは、幻のカキとも呼ばれる『日干しガキ』の養殖。かつて気仙沼市地域で盛んに行われていたその方法は、手間や時間がかかることから廃れていき、残すところ涼太さんの家だけに。しかし、その味は折り紙付き!地元の旅館や飲食店に涼太さん自ら持ち込んだ日干しガキは、その大きさや身の締まり、ミルキーなうま味にお客さんたちから大絶賛。全国に日干しガキを広めようと日々奮闘する親子の姿を描きます。
海の仕事の息抜きは、共通の趣味でもあるロックンロール。ドラムとギターが奏でるセッションの腕前は…?言葉にしなくとも、音楽が親子の心をつないでくれます。
そして、もう一つ、涼太さんを支えるのは、去年結婚したばかりの妻・ゆりかさんの存在。気仙沼市内で農業団体の窓口担当として働いていたゆりかさんは結婚後、船舶免許を取得し、涼太さんのそばでともに作業に励みます。二人が出会ったバレーボールチームの練習では、海の上とは違った穏やかな雰囲気も。
いつか、父に追いつき、追い越し、誰もが認めるカキ漁師になることが涼太さんの目標。きょうも涼太さんは、気仙沼の海と向き合います。
番組情報
『島の日干し牡蠣』の問い合わせ先
気仙沼市観光協会大島支部
【電話】0226-28-3000