#165 一万人のカリスマ! 農業に革命を起こす "農チューバー"

2019年1月26日(土)(テレビ朝日 放送) 中国放送制作 協力/文部科学省 総務省 独立行政法人 中小企業基盤整備機構

原田賢志さん
「今、農業に革命が起きている!」番組には最先端の農業機械やドローンが登場。一方で、別のテクノロジーを活かしたものがありました。それがユーチューブです!

物語の舞台は広島県、東広島市福富町。2400人ほどが暮らす田舎町に1万人以上を夢中にさせる「農業ユーチューバー」がいます。その人とは兼業農家の原田賢志(37)さん。彼のユーチューブチャンネルには1万人以上登録。私たちは「カリスマ農チュー
バー」の6か月に密着しました!

Youtube画面
ほぼ毎日、動画を投稿してきた原田さん。しかしある時、動画の投稿がなくなります。「平成30年7月豪雨」原田さんの住む地域も甚大な被害が。廃業する農家も少なくない中、この逆境に原田さんは「農業ユーチューバー」ならではの目線で復興に向けて力を尽くします。
さらに、ユーチューブで原田さんと友達になった茨城県の農家が復興を後押し。

オフ会
地方に暮らす農家同士がインターネットで出会い支え合う、農家の絆の物語です。

編集後記

ディレクター:山本和宏(RCCフロンティア)

「今、農業に革命が起きている!」番組には最先端の農業機械やドローンが登場します。一方で、別のテクノロジーを活かしたものがありました。それがユーチューブです!今回、取材させてもらったのが兼業農家の原田賢志(たかゆき)(37)さん。自動車整備会社に勤めながらも「農業ユーチューバー」として活躍する姿を半年間撮影。

当初、原田さんはユーチューブで日進月歩する農業機械や農薬などの情報交換をしていました。しかし、そこに副産物として生まれた、なにげない日々の会話が、原田さんたち地方に住む農家の心を癒す存在になっていたのです。

番組に登場する農家の多くは30代後半。学生時代から携帯電話を持っていた世代で「デジタルから生まれるゆるいつながり」を「アナログで強いつながり」に昇華させていくのが得意なよう。これが「新しい日本のチカラ」になると思える取材になり、どんな農業機械よりもユーチューブによるコミュニケーションがチカラになっているのかもしれないと感じました。

また、お気づきの方も多いかもしれませんが今回のVTRの空撮はすべて主人公の原田さん(何度も撮影を依頼!)撮影が進むと「ここの空撮あったほうがいいんじゃないですか?」とまで言ってもらい、番組にも全面協力してもらいました。「ユーチューバーと番組を作る」番組作りに革命が起きる日が来るのかもしれない。

番組情報

◆原田農園
【住 所】広島県東広島市福富町久芳2299-3
【電 話】090-7779-3352

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