#114 YAKI-TORI ~人情派女将の鉄板ルネッサンス~

2017年12月2日(土)(テレビ朝日 放送) 南海放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

chikara114-1.jpg
愛媛県今治市の名物は、焼き鳥。しかも肉を串に刺さず、なんと鉄板で焼く、その名も「今治鉄板焼き鳥」。
そんなご当地の味を全国に売り出し、活気を失いつつある街に再び元気を取り戻そうと奮闘しているのが、今治でも指折りの人気を誇る「焼鳥まる屋」の女将、德永圭子さん(61)。

chikara114-2.jpg
病気のため若くしてご主人を亡くした德永さんは、女手ひとつで店を守り3人の子供を育ててきた。現在は成人した子供達に留守を預け、パンフレットを片手に全国各地で今治鉄板焼き鳥をPRする活動を行っている。
8月には山口県で行われた「西日本焼き鳥祭り」に家族揃って参加。今治鉄板焼き鳥を売り込む絶好の機会だったが、暑さのあまり德永さんと焼き担当の次男が相次いでリタイアし…

chikara114-4.jpg
そして10月。イタリアで行われる焼鳥のイベントに、今治鉄板焼き鳥を代表して参加することになった德永さん。しかし現地では次々と困惑の事態が。はたして德永さんは、イタリアで今治鉄板焼き鳥を売り込む事ができるのか?

編集後記

ディレクター:三本靖二(南海放送)

  「町おこし」という観点から見ると女将さんの活動は効率的とは言えません。しかし最近、女将さんの元に市役所からイベント参加の依頼が入ってくるようになるなど、少しずつその活動が認められてきたそうです。「地域活性化対策」と聞くとついつい大掛かりな物を想像してしまいますが、まずは動き始めること、小さな一歩でもまず踏み出すことの大切さを、今回の取材を通して改めて感じました。

女将さんの活動で今治市の状況がすぐに好転するほど現実は甘くないかもしれません。しかし「地元を盛り上げたい!」という思いは、次男の輝さんたちにもしっかり受け継がれています。地方都市の置かれた状況は厳しいですが、今回の番組が少しでも明るい未来に繋がると幸いです。ですので皆さん、ぜひ一度鉄板焼き鳥を味わいに今治にお越しください!

番組情報

◆焼鳥まる屋
【住 所】今治市旭町4-3-32
【電 話】0898-32-3638
【営業時間】17:00-23:00(22:00 オーダーストップ)
【定休日】日曜日

◆厨房 調理器具 福屋(鉄板焼き鳥用プレス販売)
【住 所】今治市南大門町1-6-13
【電 話】0898-22-1140

◆全や連総本店TOKYO
【住 所】東京都千代田区大手町1-7-2サンケイビルB2
【電 話】03-3231-7705
【営業時間】平日    11:30-14:00、17:00-23:00
土、日、祝 12:00-22:00
【定休日】不定休

ご意見・ご感想

皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしております。
お寄せいただいたコメントにはすべて目を通しておりますが、必ずしも掲載されるものではございませんのでご了承ください。
なお、企画提案、商品宣伝、イベント告知等に関する投稿は固くお断り申し上げます。

※ 記入欄に、お住まい(都道府県)もご記入いただければ幸いです(任意)