#1 秋田美人を売りこめ!~舞妓復活・女性社長の夢~

2015年4月19日(日)(テレビ朝日放送) 秋田放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

水野千夏さん「会える秋田美人」。この言葉をコンセプトに、新たなビジネスを始めた女性がいる。秋田生まれ秋田育ちの水野千夏さん、26歳。
どんどん人がいなくなっていく秋田を見て水野さんは「自分も当事者として何かやらなくては」と思うようになった。

あきた舞妓秋田で一番の繁華街・川反(かわばた)ではかつて、川反芸者が街を彩っていた。
もともと秋田美人というのは川反芸者を指していたとも言われ、首都圏から川反に通った旦那衆が、秋田美人という言葉を全国に広めたとも言われている。

chikara1-3.jpg水野さんが始めたのは、その川反芸者をヒントに夜のお座敷に舞妓を派遣する事業だ。
「あきた舞妓」の条件は秋田出身であること。
舞妓たちによる新たなおもてなしの商売で、秋田に人を呼び込もうというのが水野さんの狙いだ。

ふるさと・秋田のために走り出した女性たちを追った。

編集後記

ディレクター:佐藤郁子(秋田放送)

 秋田で一番の繁華街・川反。その川反では昔、川反芸者が夜の街を彩っていたそうです。残念ながら今はもう一人もいませんが、東京などから川反に通った人たちが「秋田美人」という言葉を全国に広めたとも言われています。
その川反芸者をヒントに、「会える秋田美人」で秋田に観光客を呼び込もうと、会社を立ち上げた女性がいます。26歳の水野千夏さんです。これまで秋田になかった新たなおもてなしのビジネスということで、すべてが手探りの状態から始まりました。
スタートしてまだ1年たっていませんが、それでも3人いる舞妓はほぼ毎日お座敷に出ていて、秋田美人によるおもてなしを売りこんでいます。

水野さんが目指すのは決して「お座敷文化の復活」ではなく、「秋田ににぎわいを」ということだけです。「あきた舞妓」はあくまでコンテンツの一つであって、これから先が大事と言い切ります。それだけふるさとに対する想いが強いのが伝わってきました。

そんな彼女のふるさと・秋田への想いを見ていただければと思います。

番組情報

◆株式会社せん(舞妓派遣事業)
 【電話】018-827-3241 
 【ホームページ】http://akitamaiko.com/
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◆料亭 濱乃家
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