#70 秋のラーメン紀行③ 喜多方ラーメン~情熱の一杯ここにあり~

2012年10月21日(日)(テレビ朝日 放送) 福島テレビ制作   協力 文部科学省

福島県の西部に位置する会津・喜多方市は、東北のアルプスと称される飯豊連峰の裾に広がる自然豊かな里にあります。飯豊連峰の雪解け水は「名水」として知られ、地元のおいしい米、酒や味噌・醤油の醸造に欠かせない存在です。そんな喜多方は、一歩街に入れば全国的に有名な「喜多方ラーメン」のふるさと。市内には120軒ものラーメン店が軒を連ねます。共通した特徴は、醤油味とモチモチとした「多加水縮れ麺」。スープやチャーシューなどは、それぞれの店でこだわりを持ちながら、切磋琢磨で飽きのこない喜多方ラーメンを作っています。ラーメン好きの喜多方の人たちは、朝からラーメンを食べるのが当たり前。地元ならではの食べ方を紹介します。

また最近のトレンドである「ラーメンビュッフェ」に「喜多方ラーメンアレンジ商品」など、進化続ける喜多方ラーメンにも注目。地元の子どもたちがラーメン店で職場体験をするほど、喜多方ラーメンは地域の重要な食文化。90年の喜多方ラーメンの歴史を振り返りながら、昔から変わらない職人の技と、受け継がれている真心を学びます。喜多方ラーメンって本当に奥が深いんです!!


◇ディレクター:柴野麻梨子◇
番組でご紹介したように喜多方には120軒ものラーメン店があります。多い時だと一日5食、週の半分は喜多方で過す、そんなゲリラ的取材活動の中で気づいたことがありました。「喜多方ラーメン、飽きるどころか、どんどん食べたくなる」。なぜでしょう? 喜多方ラーメンの2大柱は、醤油ダレと、水分を多く含んだモチモチとした多加水縮れ麺。その2大柱を支えているのが、お店独自の「スープ」や、まろやかさを出す「チャーシュー」です。
スープも”鶏がら”でダシをとるのか、”豚骨”なのか、”にぼし”なのか・・・ダシの取り方で、味が全然変わるもんだから、そりゃ、ラーメン通じゃなくてもあらゆる喜多方ラーメンを食べ比べてみたくなります。今や全国各地で食べることができる「喜多方ラーメン」。でも、地元で食べる味は一味もふた味も違います!それはなぜか・・・会津・喜多方の澄んだ空気と美味しい水が最高の調味料。そして何よりも、人情味溢れる喜多方の人たちのラーメンにかける情熱がそこにあるからです。

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◆番組でご紹介した情報◆

■元祖喜多方ラーメン!90年の歴史 「源来軒」
【住所】 喜多方市一本木上7745
【電話】 0241-22-0091
【定休日】 火曜

■昭和22年創業 四代目が頑張る! 「まこと食堂」
【住所】 喜多方市字小田付道下7116
【電話】 0241-22-0232
【定休日】 月曜

■行列のできる人気店! 「坂内食堂」
【住所】 喜多方市字細田7230
【電話】 0241-22-0351
【定休日】 木曜

■今年の夏開店! 「香福」
【住所】 喜多方市字三丁目4840-1
【電話】 0241-23-3878
【定休日】 水曜

■喜多方で珍しい丸いチャーシュー&アゴダシ 「麺や玄」
【住所】 喜多方市岩月町大都字番状免3780
【電話】 0241-24-5766
【定休日】 水曜

■小さい頃からお店の大ファンで女将になった三代目の店 「上海」
【住所】 喜多方市字二丁目4650
【電話】 0241-22-0563
【定休日】 木曜

■ラーメンビュッフェが楽しめる 「ラーメン館猪苗代店」
【住所】 耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田34-1
【電話】 0242-62-5055
【定休日】 火曜

■朝ラーセットが話題! 「一平」
【住所】 喜多方市松山町村松字石田1453
【電話】 0241-23-0699
【定休日】 水曜

■ラーメンピザ・ラーメンバーガー 「道の駅 喜多の郷」
【住所】 喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598-1
【電話】 0241-21-1139
【定休日】 無休

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