2012年4月15日(日)(テレビ朝日 放送) 四国放送制作 協力 文部科学省
日本各地の健康と長寿の食に学ぶシリーズ、2回目は徳島県鳴門海峡から。
今回は、うず潮に育まれた鳴門わかめの秘密と地域に伝わる「わかめ食」の知恵を紹介します。わかめの養殖にたずさわる漁師さんはとにかく元気。
70歳を過ぎても現役バリバリです。浜には90歳近い大ベテランも健在です。
漁師さんが元気なワケ、それは毎日食べる「鳴門わかめ」にあるといいます。
浜で取材を続けたスタッフは、「わかめの耳」なる不思議な食べ物を突き止めた。
表面からはあふれ出るほどの「ねばねば汁」が! 実はこれにこそ、漁師のスタミナを支える驚きの健康成分が含まれていました。
地元料理店では、今が旬の「わかめのしゃぶしゃぶ」が大人気。湯にくぐらせた瞬間、鮮やかに変わるわかめの色に、スタッフが声をあげる!
特産の桜鯛とのコラボ料理や、地元料理研究家のアイデア健康料理も見逃せない。
地元なのに、ホント知らないことだらけです。
健康と長寿の伝統食「鳴門わかめ」。しかし今、消滅の危機に瀕していました。
スタッフは、鳴門わかめを次世代に「つなぐ」取り組みにもカメラを向けます。
早春の鳴門海峡の絶景も見ものです。
◇ディレクター:芝田 和寿(四国放送)◇
健康志向が高まるなか、食物繊維が豊富なわかめは、コレステロールや塩分の吸収を抑制する効果が期待され、需要はますます高まっています。
高品質のわかめを養殖するには、長年の技術と経験が必要です。
水温や潮流の変化にあわせて養殖ロープの水深を調整したり、間引きで太陽の光を取り込みながら成長を促したり。しかし大自然を相手にうまくいかないことも多く、40年以上のベテラン漁師さんでさえ「一生勉強です」と話します。我々の食卓に欠かせない「わかめ」、番組では作り手の苦労も伝わればと願っています。
◆食文化はそれを支える人がいて生きる◆
◆番組でご紹介した情報◆
■にし野(しゃぶしゃぶ料理)
【住所】徳島県鳴門市里浦町
【電話】088-685-1919
■うずしお食品(塩蔵わかめ)
【住所】徳島県鳴門市里浦町
【電話】088-685-3301
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