#39 ナチュラルスイーツ 進化するさつまいも!

2012年2月5日(日)(テレビ朝日放送) 南日本放送制作                            協力 文部科学省

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ホカホカの焼芋がおいしい季節。全国的な人気を誇る鹿児島県種子島の「安納(あんのう)芋(いも)」。その産地を訪ねると、種子島で初めて「さつまいも」を栽培したとされる(1698年)、大瀬休(おおせきゅう)左(ざ)衛門(えもん)の子孫に当たる9代目の大瀬良行さんが安納芋をはじめとするさつまいもを作り続けています。

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一方、琉球からさつまいもを持ち帰ったとされる(1705年)、前田(まえだ)利(り)右衛門(えもん)のふるさと鹿児島県指宿(いぶすき)市山川では、地域ぐるみでいい芋を育てようと、高校生も頑張っています。
鹿児島の食文化に欠かせない「さつまいも」。昔も今もさつまいもは鹿児島の人々のくらしに深く根付いています。甑島を訪れた観光客を案内する、ふるさと案内人、鷺山(さぎやま)正清さんと妻の市子さんは、甑島に伝わる昔ながらの「こっぱ餅」を作り客をもてなしています。霧島市の山田まゆみさんは、地元のお年寄りから教わった「ガネ」を目玉にした人気の駅弁を作っています。「こっぱ餅」も「ガネ」も、さつまいもを材料にした鹿児島ならではの郷土食です。

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その一方で、さつまいものイメージを変えた新しいスイーツでの全国展開など、目を見張るものがあります。さつまいもに魅せられた人々と、さつまいもの今に迫ります。


◇ディレクター:山口 昌子(南日本放送)◇
「芋じゃらよ!」という鹿児島の方言には、「なーんだ芋か、ガッカリ」という意味が込められています。特に戦中・終戦直後に多感な時期を過ごした人の中には、「一生分さつまいもを食べて、もう飽きた」と、話す人もいます。が、しかし、最近のさつまいものおいしさには、目を見張るものがあります。食べ飽きたと話す人もそのおいしさに感動! 300余年の歴史を誇るさつまいもの本場鹿児島では、昔も今も身近な食材として愛され続けています。心を込めて作る人、さらにおいしくして届けようと保存方法にくふうをこらす人、加工することで付加価値を高める人・・・その中には学びの要素があふれています。鹿児島ならではのさつまいもの食文化の魅力を十分にお伝えできたのかどうか・・・心残りですが、ますますさつまいもが好きになりました。

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◆さつまいもは 時代のニーズに対応できる◆

◆さいまいもは大きな可能性を秘め これからも頼りになります◆

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◆番組でご紹介した情報◆

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■「安納芋」西田農産
【住所】鹿児島県西之表市西之表3703
【電話】0997-23-3311

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■鷺山さんのこっぱ餅
【住所】鹿児島県薩摩川内市里町里
【電話】09969-3-2303

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■フェスティバロ
【住所】(本社)鹿児島県鹿屋市上野町1869
【電話】0994-43-3460
【住所】(唐芋ワールド)鹿児島県鹿児島市呉服町1-1
【電話】099-239-1333

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■レストラン ジーノ ※さつまいも料理は要予約
【住所】鹿児島市山之口町13-12
【電話】099-216-1800
【営業時間】11:30~14:00 17:30~23:00 定休日 第三日曜日


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■ガネ&百年の旅物語 かれい川
森の弁当「やまだ屋」
【住所】鹿児島県霧島市隼人町小田1672-2
【電話】090-2085-0020
(嘉例川駅での販売は土曜日・日曜日・祝日のみ 定休日(月曜日))

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