2011年12月11日(日)(テレビ朝日放送) 新潟放送制作 協力 文部科学省
新鮮な日本海の幸。そして、絶品のコシヒカリ。新潟県はまさに、「寿司の聖地」だ! しかし、全国的にはその知名度は、まだこれからだ。
新潟の寿司を全国にPRすべく、4年前に誕生したのが、「新潟すし三昧 極み」。新潟県内の寿司店52店舗で提供する共通メニューだ。南蛮エビや白身魚など、新潟の旬の地魚を中心に、10カンで3000円。回転寿司全盛の時代に、街の寿司職人が協力して作り上げた。決して安くはないメニューが、年間4万食を超える大ヒットとなっている!
この「すし三昧 極み」のヒットの裏側には、漁師、農家、そして寿司職人、それぞれのこだわりがあった。さらに、お寿司を新潟オリジナルの魚醤油で食べるという、新しい食文化も生まれている!
「新潟を日本一の寿司処にしたい!」と力を合わせる寿司職人たちの姿から、食による町おこしのヒントと、食材をとことん愛する越後人の誇りを紹介します。
◇ディレクター:内藤 亜沙美(新潟放送)◇
全国のみなさんに「寿司処といえばどこ?」と質問すると、きっと「築地」や「小樽」を真っ先に思い浮かべることでしょう。
そんな中、新潟の寿司職人達は今、「我らの寿司こそ日本一だ!」とがんばっています。絶品コシヒカリのシャリ、新鮮な日本海の魚、これが合わさる寿司は、まさに「新潟県民の誇り」です。しかし、宣伝下手な新潟県民。全国に向けて発信することは、これまであまりありませんでした。
そんな新潟の寿司業界に革命を起こしたのが、「新潟すし三昧 極み」なのです。10貫で3000円というルールの中、寿司職人たちが切磋琢磨し、その味をさらに高めています。
また、旅行雑誌への売り込みや、新幹線と「極み」がセットになったパックを売り出すなど、「極み」を新潟観光の目玉にしようと、積極的に情報発信をしています。
ある寿司屋さんが言った、「この時代、カウンターの中でお客さんを待っているだけでは何も変わらないんだよね。」という言葉が印象的でした。新潟の寿司職人達の取り組みには、すべての町おこしに繋がるヒントがたくさん隠されていると思います。
そして、番組で味わった後はぜひ、みなさんの舌で新潟の寿司を味わってみてください。
きっと、日本の寿司処に「新潟」も加えたくなるはずです!
◆研究心を持たなければ 仕事は進化しない◆
◆歴史を守るだけでなく 新たな食文化を切り開く◆
◆仲間でルールを決めることで、職人達が競い合い、高め合う◆
◆番組でご紹介した情報◆
■「せかい鮨」
【住所】新潟市中央区沼垂東4-8-34
【電話】025-244-2656
■「寿司安」
【住所】新潟市中央区本町通4-273
【電話】025-222-4613
■「寿司割烹 丸伊」
【住所】新潟市中央区東堀通8-1411
【電話】025-228-0101
■「新潟すし三昧 極み」
公式ホームページ
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