#31 路地裏から生まれた一杯 須崎鍋焼きラーメン物語

2011年12月4日(日)(テレビ朝日放送) 高知放送制作                            協力 文部科学省

manabi31-1.jpg

「鍋焼きラーメン」?「鍋焼きうどん」じゃないの?と思うなかれ。
高知県中央部に位置する須崎市では、鍋焼きラーメンが町の味。ラーメン不毛の地高知県で唯一のご当地ラーメンである。日本一熱いラーメンともいわれ、土鍋で提供される。スープは、親鳥の鶏ガラ醤油ベース。麺は、細麺ストレート。具は、親鳥の肉・ネギ・生卵・ちくわといたってシンプル。

manabi31-2.jpg

地元で愛される味「鍋焼きラーメン」、今では県外観光客も多く訪れ、行列ができる店もある。ラーメンに「鍋焼き」というジャンルを確立?した須崎名物の味の魅力に迫ります。
鍋焼きラーメンは、戦後、一軒の食堂(谷口食堂)の主人が出前のラーメンが冷めないようにとホーロー鍋で出したのがはじまり。谷口食堂閉店後もあのラーメンの復活をと特に麺製造にこだわった店主など須崎の食文化の灯を消さない努力が現在まで続いている。
一杯のラーメンが町の食文化を築いた軌跡(奇跡)の味とは・・・。


◇ディレクター:大橋 将明(高知放送)◇
この番組を通して学ぶことは、多々あります。自分たちの食文化を再認識・再発見すること。そして、全国各地の知らない食文化にふれること。前者は、あらためて「へえー、そうだったんだ」と知識が深まり、後者は、単なるグルメ番組とは違い、その土地の歴史や風土を知り、行ってみたいなあとも思う。この考えが、先日開催された、B-1グランプリと同じだと感じました。食を売るイベントではなく、町を売り出す、町おこしイベントがB級ご当地グルメの祭典、B-1グランプリなんです。
今回高知から放送した「鍋焼きラーメン」もB-1グランプリに初参加しました。
ただ単に「鍋焼きラーメン」を売るのではなく、高知県須崎市を知ってもらうために。
驚きだったのは、他の有名ご当地グルメに引けを取らなかったこと。多くの人たちに須崎市の名を知ってもらう、いいきっかけにもなりました。全国的にまだまだ、知らない人が多い高知県須崎市ですが、町おこしの新たな一歩になったに違いありません。
この番組でも多くの人たちが須崎市を知ってもらえたらうれしいです。

page_title1.jpg

manabi31-3.jpg

◆料理は、味だけではなく気持ちで食べてもらうもの
そのためには、料理人はおもてなしの心を込める◆

◆いいものを作り続ける心は 後世へと受け継がれていく◆

◆食文化を育むとこは 地域活性化にもつながる◆

◆番組でご紹介した情報◆

shiro.jpg

■「須崎市観光協会」
【HP】須崎市観光協会ホームページ

※鍋焼きラーメン提供全店舗紹介

nabeyaki1.jpg

■「鍋焼きラーメン橋本食堂」
【住所】〒785-0014 高知県須崎市横町4-19
【電話】0889-42-2201

nabeyaki2.jpg

■「すさき駅前食堂」
【住所】〒785-0001 高知県須崎市原町1-5-20
【電話】0889-40-4433

nabeyaki4.jpg

■「まゆみの店」
【住所】〒785-0016 高知県須崎市栄町10-14
【電話】0889-42-9026

nabeyaki5.jpg

■「丸共味噌醤油醸造場」
【住所】〒785-0008 高知県須崎市中町1-2-21
【電話】0889-42-0129


nabeyaki3.jpg

■「関西麺業株式会社」
【住所】〒780-0912 高知県高知市八反町2-8-24
【電話】088-822-1777

shiro.jpg

■「焼肉・御食事処なかがわ」
【住所】〒785-0016 高知県須崎市栄町1-4
【電話】0889-42-7898

shiro.jpg

■「小料理めん処ぼっちり」
【住所】〒785-0036 高知県須崎市緑町81
【電話】0889-42-9156

ご意見・ご感想

皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしております。
お寄せいただいたコメントにはすべて目を通しておりますが、必ずしも掲載されるものではございませんのでご了承ください。
なお、企画提案、商品宣伝、イベント告知等に関する投稿は固くお断り申し上げます。

※ 記入欄に、お住まい(都道府県)もご記入いただければ幸いです(任意)