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2011年10月23日(日)(テレビ朝日放送) 中国放送制作 協力 文部科学省
広島のソウルフード「お好み焼き」。それは戦後の広島を支えた独自の食文化でもある。「広島風お好み焼き」は様々な食材を重ねて作ります。
まず、熱いてっぱんに丸く丁寧に薄皮を伸ばして、その上に、魚粉、キャベツ、天かす、もやし、豚肉、そして、麺。最後の仕上げはお好みソースに青のり。特別なものは使わない、けれどみんなが愛する「食」となる。
そこに重ねられているのは、広島の歴史であり、お好み焼きを愛する人々の「思い」なのです。
丸いお好み焼きを囲むことで、温かさと会話が溢れる。食べる人、作る人、食材に関わる人々、それぞれの「思い」が広島の味になっているのです。
それは、まるで様々な星たちで形成される宇宙のように・・・。
老舗名店秘伝の味、こだわりを熱くたっぷり見せながら、広島人に愛され続ける「広島風お好み焼き」の、まさに「てっぱんの極意」に迫ります!!
◇ディレクター:脇田 晃治(中国放送)◇
広島県広島市生まれの広島育ち。さらに、小中高大と一度も広島を離れた事はなし。好きな野球球団はカープ。好きな映画は仁義なき戦い。そんな根っからの広島県人。僕自身を含め広島県人はみんなお好み焼きに特別な思い入れがあります。
①鉄板の上でへらで食べる事にこだわる。
②マヨネーズを使う事に抵抗がある。(個人差が多々あります・・・。)
③自分のマイ鉄板でお好み焼きが焼ける。
④馴染みの店を必ず持っている。
など色々ありますが、そこには一枚の「お好み焼き」を美味しく食べてもらおうと、沢山の生産者や焼き手の思いが込められています。お好み焼きを宇宙に見立て、そこに重ねられた広島の「お好み焼き」を愛する人たちの熱い思いに少しだけお付き合い下さい。きっとお好み焼きが食べたくなるはずですから・・・。最後に「お好み焼き」は自分が好きな様に「お好み」で食べるからお好み焼き。これでお好み焼きの様に全て丸くまとめましょう。
◆キャベツ無くして広島のお好み焼きは語れない◆
◆お好み焼きは220℃で焼く◆
◆そばは広島お好み焼きの主役の一人◆
①鉄板の上に生地を丸くうすくのばす
②生地の上にたっぷりのキャベツをのせる
③トッピングでイカ天のせる
④細もやし、豚三枚肉をのせてひっくり返し蒸らす・・・(A)
⑤そばを炒めて、その上に(A)を重ねのせる・・・(B)
⑥生玉子を丸く伸ばし敷いて、(B)をのせる
⑦間もなくひっくり返して、お好みソース、青のりなどをのせて出来上がり!
一、お客は自ら作るべからず!
一、食べる時、箸は使わず「へら」で食べるべし!
一、皿には盛らず、鉄板の上で食べるべし!
一、マヨネーズは邪道?!
一、トッピングの「ネギかけ」に使うネギは「観音ねぎ」のみ!
※「観音ねぎ」・・・広島市内「観音地区」で栽培されるネギの品種
一、最後に、、、全ては「お好み」でよし!
◆番組でご紹介した情報◆
■キャベツ 「レインボーファーム」
【住所】広島県神石郡神石高原町小野1192
■いか天 「まるか食品」
【住所】広島県尾道市美ノ郷町本郷455-10
【電話】0848-48-5585
■細もやし 「田中商店」
【住所】広島市安佐南区沼田町伴8586
【電話】082-848-0050
■麺 「磯野製麺」
【住所】広島市東区東蟹屋町18-15
【電話】082-298-5586
■ソース 「オタフクソース」
【住所】広島市西区商工センター7丁目-4-5
【電話】082-277-7116
<お好み焼き店>
■みっちゃん総本店
【住所】広島市中区八丁堀6-7
【電話】082-221-5438
■八昌
【住所】広島市中区薬研掘10-6
【電話】082-248-1776
■まるめん
【住所】広島市中区白島中町14-8
【電話】082-222-4308
■さざんか
【住所】広島市西区己斐本町3丁目2-7
【電話】082-271-3657
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