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2010年10月9日(土)(テレビ朝日OA) RKB毎日放送制作
のどかな田園風景が広がる福岡県行橋市。町の小さな神社には
古谷信一さん(77)が開く寺子屋があります。子ども時代に、走り回って、木に登って、多くの友達を作る。子供たちのそんな経験をしてほしいと思い、元小学校の先生だった古谷さんが開いた寺子屋は9年目を迎えました。月2回行われる寺子屋では、「読み・書き・計算」といった基礎学習のほかに昔遊びや・しつけの指導も行っています。
元小学校の先生だった奥さんと二人で開く寺子屋の月謝はコピー代の100円です。
教材はほとんど古谷さんの手作りです。
現在は小学校1年生から6年生までの36人が通っています。
学校も・学年も違う子供たちが一緒に遊んで・学ぶ寺子屋には、子供らしい、いきいきとした笑顔と厳しくも温かく子供たちを見守るおじいちゃんの愛情があふれています。
◆今の子どもはスマートに育ちすぎている
◆きちんとしかって ほめる
◆特技を伸ばし自信を持たせる
◇ディレクター:土屋 三枝◇
初めて寺子屋に訪れた日、小さな神社で目にしたのは、子供たちがほうきを持って、掃除をしている姿でした。わあ、きちんと掃除をするなんて、感心だなと思っていた私たちを、子供たちは「おはようございます」と笑顔で、迎えてくれました。
そして、子供たちを温かく見守る古谷さんの子供たちにしつけをする凛とした姿に心を奪われたことを覚えています。
子供たちが、安心して元気に走り回る場所が、少なくなっている中で、寺子屋に来る子供たちがこんなにも自由に遊んで学んでいるなんて・・・。うらやましく思いました。
古谷さんが子供たちのために一生懸命考えて、準備をして迎える寺子屋のに、密着した半年間。子供たちはそれぞれの個性を大切に、ゆっくりと、しっかりと成長していきました。
厳しいながらにも温かく子供たちと向き合う古谷さんに触れて私たちもとても温かい気持ちになりました。
◆お問合せ先など◆
RKB 北九州支社
【電話】093-531-0933 ※古谷さんの連絡先は公開出来ません。
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