其の101  石川発 夢に向かって人生一本道~私は塩の芸術家~

2010年8月21日(土)(テレビ朝日OA)  北陸放送制作

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金沢市に住む、山本基さん44歳。世界でただひとりの塩の芸術家です。山本さんは今年4月、ドイツ・ケルンの教会の床一面を塩の芸術で埋め尽くしました。透明感ある独自の世界が迷路のように広がる「塩の迷宮」は塩の持つ美しさやはかなさを表現し、ドイツで感動を与えます。その一方で、山本さんは展覧会が終了したあとに、素材の塩を海に還すことを呼びかけ、やがて日本だけでなく世界へと活動の輪が広がっていきます。なぜ、塩だけで作品を描き続けるのでしょうか?そこには塩の芸術のように、曲がりくねりながらも夢に向かって一本道で歩み続ける彼の人生、塩に込められた想いがありました。番組では山本さんの何事に対しても謙虚な姿勢から人間力を追うとともに、その魅力に引きつけられた人たちの思いにも迫ります。また、石川県珠洲市で500年受け継がれた日本最古の「揚げ浜式」塩づくりも紹介し、塩が生まれ、巡ることの意味をあらためて考えます。



◆真っ直ぐな姿勢が人の心を動かす

◆曲がりくねっても 一本道で歩み続ける

◆小さなことを積み重ねて 大きな山をつくる



◇ディレクター:保田 浩介◇
ドイツでの10日間は、塩の持つ無色透明の輝き、美しさに圧倒される日々でした。
塩の芸術家、山本 基さんは、教会を訪れた人がどんなに近くで撮影しようとも、パイプオルガンの修理が始まろうとも、ただひたすら塩と向き合い、塩の迷宮を完成させました。
すべてを受け止めながら描く姿は、塩に通じる日本人の美意識を表すようで、多くのドイツの方たちに感動を与えていました。「曲がりくねっても必ずゴールに行き着く、一本道」は
山本さんだけでなく、すべての人たちの人生を表していると感じました。全国には山本さんのように、飾ることなく、夢を追い続ける人がまだまだ多くいることを知っていただければと思います。

◆お問合せ先など◆
■山本 基さん(44歳) 塩の芸術家
【E-mail】y@motoi.biz
ホームページ

■角花 豊さん 揚げ浜塩田 浜士
【住所】石川県珠洲市仁江町1-58
【電話】0768-87-2857 ※おかけ間違いのないようにお願い致します

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