2010年5月22日(土)(テレビ朝日OA) 福島テレビ制作
福島県伊達市霊山町、のどかな里山に「りょうぜん里山がっこう」があります。
農家として安心、安全な食べ物作りに取り組み消費者との交流を続けてきた高野金助さん (60歳)が自然や人とのふれあいの中で、生きがいや感動、友情を感じ、ともに学びあおうと廃校となった中学校を10年前に甦らせました。
里山がっこうには自然と人が集まるようになり、現在は団塊の世代を対象とした「生きがいづくり」地域の人々の作品を発表する「ギャラリー」、子供たちを育む「野山で遊ぼう里山教室」など年間を通して地域の人々とともに様々な活動が行われています。
ここでは自分ができることでは先生となり、そうでないところでは生徒となる。誰でも先生、誰でも生徒、お互いが支えあい、学びあっています。
過疎、高歳化が進む地域ですが、里山の懐かしい木造校舎には世代を越えて多くの人が集い笑顔が生まれています。
子どもからお年寄りまで、みんなが大事にされる世の中でありたいと願っている高野さん。
まずは笑顔になれることから始めようとチャレンジを続ける高野さんと人々の姿を描きます。
※60歳になってからパソコンを始めた、すみちゃん(校長)のブログは、下記の里山がっこうのHPから
ご覧下さい。
◆だれでも先生 だれでも生徒 みんな主役で元気になろう
◆喜ぶ顔を見ると 自分も元気になる
◆新たな出会いで 生きがいや喜びが見つかる
◆教えることで自分も成長 共に学ぶ喜ぶ
◇ディレクター:鈴木 知加子◇
「りょうぜん里山がっこう」にはいつも人がやってきます。誰もをあたたかく迎えるスタッフ。「ご自由にどうぞ」とお茶もあります。お茶をいただきながらの何気ない語らいの中から様々な教室が生まれています。会ったばかりなのに、ずっとお友達だったような、そんな気持ちになれる場所、「人を大事にするから、人が集まる、心があたたかくなる」なつかしい校舎とともに、とても心なごむ場所でした。
そして「人と人とのかかわりが人を育てる」ということに改めて気付かされました。
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