2008年12月20日(土)(テレビ朝日OA) 信越放送制作
「音楽は音『学』ではなく、音を『楽』しむもの!」パーカッション奏者・北沢マロさん(43歳)の原点です。高橋真梨子さんなど数多くの著名アーティストのバックバンドで活躍する傍ら、数年前に拠点を東京から故郷の長野に移して「リズム道場」を開設、打楽器の楽しさを広めてきました。道場では幅広い年齢層の生徒が「ジャンベ」というアフリカの楽器に向かいます。そして今年、打楽器だけの「リズムオーケストラ」を結成し、7歳から77歳までの素人メンバーが初舞台に挑みました。
また、音が出るものなら何でも楽器にしてしまおうと、学校や施設に出かけ「音のおもちゃ箱コンサート」を開いています。バスケットボールや塩ビ管を楽器にして音の楽しさを伝える一方で、マロさん自身が子どもたちから想像力や発想力を学ぶ場になっています。「打楽器に経験や年齢は関係なく、演奏することで、見ることで、みんなで音を楽しみたい。」マロさんの活動には人生を明るく楽しく、リズミカルに生きるヒントが隠されています。
音楽と言うのは字のとおり、音を学ぶのではなく、音を楽しむもの。これがパーカッション奏者マロさんの原点
◆音楽は 音を「学」ぶのではなく 音を「楽」しむもの◆
その思いが、マロさんの「リズム道場」に通う、4歳から77歳までの幅広い年齢層の生徒をひきつけているのです。
◆音楽に挫折・・・ しかし救ったのも“音楽”◆
若い頃にプロドラマーとして一時は挫折したもののより個性の生かせるパーカッションに出会ったことも「音を楽しむ」というマロさんの出発点になりました。
◆子どもの引き出しには おもちゃ=発想力がいっぱい詰まっている◆
そして何でも楽器にしてしまうマロさんは常に新しい音を探し続けたいと子どもの発想力を大切にしています。
◆夢…リズムが満ちる街 長野へ◆
夢は「リズムが満ちる街長野へ」マロさんの道場ではきょうも大勢の生徒がリズムを楽しんでいます。
◇ナビゲーター:牛山 美耶子(信越放送アナウンサー)◇
◇ディレクター:信越放送 上條 剛正◇
お公家さんのような顔立ちからついたあだ名が、そのままミュージシャンネームになってしまった北沢マロさん。「プロの音楽家」という言葉を聞くと、どうも敷居が高く感じてしまいますが、第一印象でその思いは消えました。「音を楽しむ」というマロさんの姿勢が様々な職業や年齢層の生徒をひきつけ「リズム道場」にはいつも笑いが絶えません。
道場の生徒で作ったリズムオーケストラで、6月に初めての舞台を踏みました。メンバーの年齢は4歳から77歳までで、プロ並みの人から、音楽に無縁だった初心者まで様々なレベルの人がいます。「みんなで楽しむ」ために、マロさんはリズムの難易度を変えるなど工夫して、全員が同じステージに上れるように曲を作りました。小さな子どもからお年寄りまでが、同じ目標に向かって頑張っているという光景は、他では見られないのでしょうか。
かくいうディレクターも今ではリズムオーケストラのメンバーとしてマロさんと一緒に「音」を「楽」しんでいます。
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