2008年09月20日(土)(テレビ朝日OA) 東北放送制作
「ハンディのある子供たちが音楽と触れ合う場を提供したい」
そんな思いを持ったピアニスト 仁科 篤子さん(52歳)が中心となって活動を始めた仙台市のNPO法人「ミューズの夢」は、ハンディのある子供たちのための歌や合奏、リトミックや創作の教室を開いています。今年8月には、全員で手づくりのミュージカルを上演します。出演する子供たちは公募により集まりました。さまざまなハンディのある子供たちが主役のミュージカル「あいうえおばさん」は、五十音にちなんだ歌詞が軽快なリズムにのった楽しい音楽劇。舞台の制作に向けて、仁科さんの考えに賛同した多くの人たちが彼女のもとに集まりました。「子供たちにも、創造の喜びと楽しみを感じてほしい。発表の場をつくってあげたい」と奮闘する仁科さんをはじめとする「ミューズの夢」メンバー、そして夏に向け一生懸命に練習する子供たち。大勢の人たちの夢が託されたミュージカルへ取り組む姿を伝えます。
「ハンディのある子どもたちは音楽を楽しむ機会が少ない。」
音楽活動の中で、仁科篤子さんは気づきました。
◆ハンディがある子に音楽とふれあうチャンスを◆
でも、音楽とのふれあいを望んでいる人たちがいる。だったら誰かが声をあげ、いろいろな人の力を集めればいい。そうすればきっと何かが動き始める。仁科さんは行動します。やがて、たくさんの仲間が集まりました。
◆未来ある彼らが勇気をくれる◆
一生懸命に頑張る子どもたちの姿に、仁科さんをはじめスタッフ全員が逆に勇気をもらいます。
◆ハンディのある子に創造の喜びを◆
同じ目標に向かい創造する喜びを知る子どもたち。
◆夢…誰もが音楽を楽しめるボーダーのない社会を◆
仁科さんがみんなと見る夢は、ハンディのある人もない人も一緒に音楽を楽しめるボーダーの無い社会。女神ミューズが見た夢は、今ここで叶おうとしています。
◇ナビゲーター:米澤 ギュウ(演出家・俳優・ナレーター)◇
◇ディレクター:東北放送 富田 知明◇
「ハンディをもつ子どもたちが音楽とふれあう場所でありたい」
「誰もが音楽を楽しめるボーダーのない社会をつくりたい」と考え、活動する仁科篤子さん。
取材を通してお会いした仁科さんの周りには、いつもたくさんの仲間たちの笑顔と笑い声がありました。 人を惹きつける魅力、引力、これこそが彼女の人間力であると思います。
人が自然と集まり、その場を明るくし、幸せな気持ち、あたたかい気持ちにさせてくれる。
仁科さんは、まるで太陽のような、ひまわりのような素敵な女性でした。
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