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2008年08月23日(土)(テレビ朝日OA) メ~テレ制作
愛知県豊田市にある静かな里山。「カウロゲ」と書いて「コウロゲ」読むこの里では、活気を取り戻したいとの思いから移住者を受け入れる活動をしています。里山の暮らしに溶け込んでもらうため、この地で代々暮らす梶誠さん(75歳)が中心となって、暮らしのコツや知恵を伝えています。今、里山には新しい空気が生まれ、子どもたちの声が響き、町から遊びに訪れる人も多くなりました。元気を取り戻したカウロゲの里を紹介します。
ここ、カウロゲの魅力は、ありのままを生かした新しいスタイルの里山です。
◆里山に活気を取り戻したい◆
里山に子ども達の笑い声が聞きたい。元気を取り戻したい。手さぐりで始めた活動は、やがて、人々を引き寄せる新しい里山を誕生させました。
◆ありのままを生かして◆
多くを加えず、そして減らさず、ありのままを生かした里山で、人々は尊い絆を結びます。
◆新しいふるさとをめて◆
わがふるさとにしたいという強い思いがありました。
◆夢…カウロゲの魅力を多くの人に知ってもらいたい◆
私達を元気にするカウロゲの里。その魅力を多くの人々に知ってもらいたい。夢はどこまでも続きます。
◇ナビゲーター:梅田みほ(メ~テレ ディレクター)◇
◇ディレクター:メ~テレ 梅田みほ◇
「都会から若いもんにきてもらおう」と、カウロゲでの移住者を受け入れる活動が始まったのは10年前でした。移住を希望する人たちは、開催される交流会に何度も参加し、里山を知り、暮らしを知り、町内の人々と親交を深め、移住が始まったのは4年前でした。裏方としてがんばったのが梶誠でした。野林町の皆さんには随所で協力して頂き、取材をスムーズに進めることができ、移住についてのエピソードだけでなく、肌でこの町の懐の深さを感じることができました。吹き渡る風、炭焼きの香り、おいしい五平餅、そして鳥のさえずり・・・。五感に心地よいのがカウロゲの里。日本の里山の原風景を残す貴重な場所と言われています。あまり見かけませんでしたが、猿や鹿、猪、ハクビシンなどが度々出没し、畑で悪さをして行くそうです。夜間の取材では、タヌキに出会いました。何も無いけど、何かある。カウロゲの魅力は訪れる人々の感じるままに存在しています。
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