其の1 1、2、3、チャラーン 林家こん平の生き方

2008年04月19日(土)(テレビ朝日OA) テレビ朝日制作

2004年、「多発性硬化症」という脳神経の難病を発症した落語家・林家こん平さん(65歳)。こん平さんが侵されたのは運動系の神経で、右半身の麻痺や言語障害が症状として現れました。落語家として致命的とも言える障害…。しかし、こん平さんはあきらめませんでした。「もう一度高座へ上がりたい!」。きついリハビリの日々が始まりました。
専門医の指導の下、運動や発声練習。自宅では、娘や孫たちと一緒にリハビリ体操。今は趣味の卓球が出来るまでに右半身は回復しました。
そして次の目標は高座復帰。自宅で座布団を敷き、扇子を持ちながら落語の練習もできるようになりました。まだ完全には呂律が回らず、聴衆を楽しませるような噺はできませんが、こん平さんは今日も難病に立ち向かっているのです。
番組では、親友・三遊亭小遊三さんとの卓球リハビリや、娘や孫たちが日々支えている様子など、こん平さんの日常に250日密着しました。
番組ナビゲーターは、こん平さんの弟子・林家いっ平さん。こん平さんには、いっ平さんの三平襲名の際には、是非とも高座に上りたいという目標があります。そんな思いを受け止めつつ、いっ平さんが、常に前を向いてリハビリに励むこん平さんの姿を追います。



◆奈落の底へ…多発性硬化症◆
「多発性硬化症という難病を発症した師匠こん平。右半身の麻痺、そして言語障害という、噺家にとっては最も厳しい障害…。しかし、師匠はあきらめていません。
◆俺は、この子たちと一緒に生きなきゃ…◆
病に倒れたベッドの上で、幼い孫を抱いた時から、師匠はきついリハビリに耐える決意を固めたのです。
◆自分に負けちゃいけない◆
未来を切り開こうとする強い意志と前向きに生きる力。それは師匠の落語のようにエネルギッシュです。
◆夢…もう一度高座へ◆
そんな師匠の夢…。それは、私、林家三平襲名の時に、高座に上がり一席やること。
笑わせる腕になるまで泣く修行、師匠は今病と闘い、そして勝とうとしています。

◇ナビゲーター:林家いっぺい◇


◇ディレクター:乙黒剛士◇

去年8月からこん平師匠を密着し、回復ぶりを見てきて「ここまで人間は、変わるものなのか!」と見せつけられました。まさしく人間力!
さらに最近の娘さんたちのお話しだと、こん平師匠が病気になって以来、初めて飛行機に乗り沖縄旅行に出かけられたそうです。こん平師匠にとって良いリフレッシュになったと思います。
旅行まで行けるように回復してきたこん平師匠。高座復帰は、みんなの願いです。必ず復活してもらいたいです。

林家いっ平師匠の問い合わせ

株式会社 ねぎし事務所 03-3873-0760

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